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友好は真実からしか生まれません

【質問】
 「問題はこれなんですよね!僕は尖閣、竹島に関しては友好での解決は不可能だと思います。友好は築くものと言いましたが、これは一般論であり『尖閣問題』には残念ながら通用はしません!では、貴方の仰る「友好は真実からしか生まれません!」の言葉は中国のみしか通用しないってことなんでしょうか?もしそうであれば、尖閣問題の掲示板であっても明確な限定が欲しかったですね!それと、僕は中国との友好を築くなんて一言も申しておりません!そもそも、「自分の物は自分のもの」「人ものもは自分の物」を平気で主張してくる国なんで、真実とか友好なんぞが通用する訳がない!日本固有の領土である証拠集めしたところで何の意味も無いのでは?」
 
【私】
 いえ、私の言う「友好は真実からしか生まれません!」の言葉は、中国全般、韓国、東南アジア、アメリカ、ロシア、EU、イスラム、インド、アフリカ、南米、豪州、全て含みます。
 
同じ真実という言葉を使っていても、貴兄と私ではその意味が違うようです。それはやはり人生観の違いが根底にあるのだと思います。私の言う真実は、領土ではなく、その領土に対する国民の思い、そこか生じる憎しみ。その民族や国家の持つ国家観、人生観の違いと一致点。それら全てです。
 
「真実とか友好なんぞが通用する訳がない!日本固有の領土である証拠集めしたところで何の意味も無いのでは?」。その通りです(但し、意味はあります)。証拠を集めたとしても、中国はそれを一切認めません。力でそれらを消し飛ばします。
 
それが真実です。各国の真実と真実、国益と国益、平和と平和がぶつかるのがこの世界の真実です。
 
当然それが戦争になることもある。戦後の日本では根拠のない唯物史観がまかり通り、安易な人生観、国家観、世界観が国民間に浸透しました。そして日本は真実から目を背けた。いいえ、背けさせられた。現行憲法は日本が真実から目を背けさせられた端的な象徴です。
 
「戦争は侵略者が起こす」というのは嘘です。各国の平和と平和がぶつかるのが戦争です。問題はその平和が自分だけの平和であることです。だから単なる「平和」を求めても永遠に戦争はなくならないのです。いいえ、「平和」を求めることが戦争の原因を作るのです。今の平和主義者は憎しみ以外何を訴えていますか。愛も真実もない。彼等の平和では永遠に平和は実現されません。日本国内ですら未だ平和は実現されていない。平和主義者の間ですら憎しみがある。それが真実です。
 
国をなくせば良いと云う者がいます。喧嘩が起きる位なら土地も家もみんな捨てれば良いというのです。これは平和主義の実体が実は全体主義・独裁主義である社会主義の流れを組む者であるということを示しています。インターナショナルの「国境をなくせば良い」は、結局「世界中が一つのイデオロギーに洗脳されたら良い。」ということでした。それは「世界中が奴隷になったら良い。」という事です。今の平和主義はイデオロギー闘争です。真面目な人間達が利用されているのです。平和主義の実態は「戦争がなければよい」の為に人間の魂も愛も真実も売り渡す者です。それが真実です。

人間社会は、主体性のある個々の集まりであって、それと同様に、世界もまた主体性ある国家、民族の集まりです。ここでも主体性・個性は失われてはならないのです。
 
今はまだ個々の真実がぶつかり合う時代です。平和と平和が対立し闘争する時代です。人類はまだ世界というアイデンティティを形成していない。この個々の対立闘争の後にしか、世界というアイデンティティは形成されません。それが真実です。
 
貴兄が最後に云われているように、「何時までも野蛮国家が世界に通用することなんぞありえません! 」です。その通りです。それが真実です。絶対に覇権国家が世界をリードするようなことを許してはならないのです。中国の覇権主義・帝国主義に目をつぶると云うことは人類史を逆転させることです。
 
日本人が幕末・明治維新以来苦しみ続けた白人支配の世界。日本の歴史は平等世界という人類の真実を実現することでした。というより、それ以外に日本が生存出来る道はなかったのです。その状況は今も変わらない。平等世界という人間の真実を実現する以外に日本の生きる道はないのです。それが結果して世界平和を実現する。それが真実です。
 
人類史の流れを再び逆流させることは絶対に認めてはいけない。それが尖閣に対する中国の行動を日本は戦争を以てしても防がねばならないという私の確信です。歴史の逆転は、天地創造の神も認めません(真理に反するということです)。
 
近代国家とは何か?よく見て下さい。近代化に成功した国々では武器を持ってする国内紛争が止んでいます(勿論例外はあります)。マルクスが指摘した資本主義国の欠陥は改められていませんが、近代主義は少なくとも国家というアイデンティティを作ることに成功したのです。それにより人種の違い、民族の違い、宗教の違いによる武器を以てする争いを国内から無くしたのです。次は人類世界というアイデンティティの形成によって世界から武器による紛争をなくし、各国が自分らしく生きていける世界を実現する。それがこれからの人類史であり、その中心になるのが個性を認めた「平等世界」です。一つの民族や国家、イデオロギー、宗教により世界が支配されてはならないのです。
 
イスラムの反乱はイスラム世界が個性を失う。自分を失う。その事への反乱です。白人先進国による世界支配の延長線上にある今の世界に反乱を起こしているのです。それはアフリカも、中南米も同じです。戦後世界の嘘・欺瞞が暴かれているのです。その意味では中国の反乱もその一つです。
 
これらの真実を認めなければ平和は実現できません。認めた上でイスラムや中国の主張に対する矛盾とも対立しなければならない。その間違いとは争わなければならない。


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平和について、私はこのように考えます。

キャラメルが欲しくてキャラメルを買うのか。それとも「グリコのオマケ」が欲しくてキャラメルを買うのかということです。

この意味は、「『自立』が欲しくて『独立主権国家』を目指すのか。それとも『安寧、安泰、いわゆる平和』が欲しくて『独立主権国家』を目指すのか。」という意味です。私の主張は『「グリコのオマケ」が欲しくてキャラメルを買ってはいけない。』ということです。

***

敵の「日本併合」の前に、日本が「独立主権国家」となれるか。これは僅かながらですが、私は可能性はあると思っています。しかし、今の日本が「独立国家」ではないと思っている人たちのうちの大半は、日本が独立しさえすれば安泰だと思っているように見えてならないのです。

例えば、、、今の日本が「独立主権国家」になるということは、「独身の見習い社員」が「家庭持ちの正社員」になるということです。結婚直後に新婚生活が始まりますが、この「新婚生活」というものはロクなもんじゃない。

「結婚するー当惑(オロオロ)するーどうしたらいいの?ー考えるー努力するー安定する」とここまで来るのに十数年かかります。この「当惑(オロオロ)する」とはどういう意味か。「こんなこと想定していなかった」ということが次々に起こるということです。

例えば、優しいとおもっていた姑は意地悪だった。穏やかだと思っていた夫は口うるさい。天子のような赤ん坊が毎晩夜泣きをする。奥さんは美人だけど病弱だった。などなど、、、

国家とても同様。独立すれば、「こんなこと想定していなかった」ということが次々に起こります。つまり、「自立する」「独立する」なんて、楽しいことでも何でもない。ここで、日本人は「植民地人(親の庇護下)」でいたことが、いかに楽であったかということを痛感します。

ここで、「おとうさ〜ん!おかあさ〜ん!」と泣いて、実家に戻る(植民地人に戻る)ことが予想されます。このようにオロオロしているところを中共から狙われ、一気に併合される、、、こんなシナリオもあり得ます。

じゃあなぜ、それでもなぜ「自立」「独立」を目指すのかということですが、民族が滅びないためです。

辛くても、「生きている実感」と供に生きることこそが、「民族としての幸せ」つまり「民族の存続」に繋がると思うのです。ということは、「生きている実感」を手にした時に、自ずと「いわゆる平和」というものがポロリと、あくまでも「グリコのオマケ(原価はいくらだ?)」のようにくっ付いてくるのだと思います。ここで大切なのは、「オマケ」はあくまでも「オマケ」だということです。

このように「平和」というものは、なかなかのクセモノです。(「平和」ということばは、明治期につくられた「即席和製漢語」ですので、「いわゆる平和」と呼ぶことにします。)この「いわゆる平和」とは結果的にくっついてくるもので、独立後にどのような「いわゆる平和」に遭遇するのか、それは今の段階では分からないわけです。

人は「平和とはこういう状態である」という絵を描くべきではない。人はある絵を描くと、どうしてもそれに近い状態に持っていこうとしてしまう。「平和」に過剰な期待をしてしまう。ここで必ず誤りが生じる。「自立」に至るまでのプロセスに注意が向かなくなるからです。
| 大坪明子 | 2012/10/18 5:57 AM |
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