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なぜ習近平は人民解放軍を「7軍区」から「5戦区」に再編したのか?


なぜ習近平主席は人民解放軍を

 

   「7軍区」から「5戦区」に再編したのか?

 

その狙いを読み解くと…


http://www.sankei.com/premium/news/160910/prm1609100014-n1.html

 

中国・福建省アモイ沿岸で、上陸演習を行う第31集団軍の水陸両用戦闘車両=5月(中国国営テレビ=AP)

 

 

中国の習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は2月1日、人民解放軍の編成を中国全土を7つの地域に分けた「軍区」から5つの「戦区」に再編したことを正式に宣言した。当初から中央からの統制強化や統合運用への転換が指摘されていたが、台湾の国防部(国防省に相当)が8月末に立法院(国会)に提出した年次報告などから、「戦って勝てる」軍隊への移行を目指した再編の具体的な姿が見えてきた。

 

 

歴史的改革

 

従来の7軍区は1985年、●(=登におおざと)小平が主導する改革で、それまでの13軍区を再編して成立され、同時に100万人の人員削減が行われた。各軍区は司令部がある瀋陽、北京、蘭州、済南、南京、広州、成都の名を冠し、各省に設置された省軍区にまたがるため「大軍区」とも呼ばれた。人民解放軍は伝統的に陸軍中心の組織で、各軍区に2〜3個の集団軍が配置されていた。軍区内の海軍や空軍、戦略ミサイル部隊「第2砲兵」は平時は独立した軍種とみなされ、戦時にのみ「戦区」司令部が設立されて部隊を統括することになっていた。

 

台湾陸軍の学術雑誌「陸軍学術」の8月号の論文によると、軍区の誕生は第1次国共内戦中の32年。旧ソ連の体制を模倣して江西軍区が設立されたことにさかのぼる。その後、48〜49年にかけ6軍区制となり、85年に13軍区となった。今回の戦区への改編後も省軍区は残るが、名称の上でも大きな変化を感じさせる。

 

2012年11月に権力を掌握し「戦って勝てる強軍」の方針を掲げてきた習主席は、昨年9月から軍改革の方針を順次、発表。30万人の削減や第2砲兵の「ロケット軍」への改称と戦略支援軍の創設、中枢組織である4総部の15機関への再編に続く最終段階として、北部、中部、東部、南部、西部からなる5戦区への再編を打ち出した。一連の改革は20年までに完了する。

 

 

実戦を重視

 

戦区の最大の特徴は、任務が作戦と、そのための訓練・演習に特化されたことだ。従来の軍区が持っていた域内の集団軍や各省軍区で兵員や装備を確保し維持するなどの行政管理業務は、中央軍事委員会に新たに設立された「国防動員部」が一括して行うこととなった。

 

戦区には統合運用のための「連合作戦指揮機構」が設立され、域内の陸海空軍、ロケット軍、戦略支援部隊、民兵、予備役などの部隊を統一して指揮できることとなった。これにより、戦区司令部は従来の縦割りの弊害や無駄な業務を排し、より実戦的な任務に集中できるようになった。

 

台湾の国防部の「中共軍力報告書」は、こうした改革は「米軍を模倣したものだ」と指摘する。作戦指揮権と兵力整備や人事などを行う行政指揮権を分け、司令部はフォースプロパイダー(戦力提供者)である各軍から提供された部隊で作戦を行うフォースユーザー(戦力使用者)に特化した、米太平洋軍などの「地域軍」に近い構想とみられる。

また、地理的にも5戦区に減ったことで、例えばインド方面で蘭州軍区と成都軍区で重複していた装備が削減できる。今後、18個あった集団軍も削減される見通しで、中部戦区の第27集団軍がすでに第27師団に改編されたとの情報がある。

 

 

将来の人事は

 

台湾空軍の8月の学術論文は、行政管理部門の効率化により、少なくとも17万人の陸軍将兵が削減されると推計している。また、国防部の報告書は、各戦区の司令員人事について、現在は陸軍の上将(大将)が就いているものの、将来的に各戦区の戦略的な重要性に合わせ海軍や空軍の将官が登用されるかどうかに注目している。

 

日本との関係では、台湾・尖閣諸島方面を担当する東部戦区の司令員に、1979年の中越戦争を経験した劉粤軍上将が就任した。実戦経験が重視されたとみられる。台湾陸軍の論文は、こうした改革により、台湾が受ける軍事的な圧力は「有形、無形とも増えこそすれ、減ることはない」としている。(たなか・やすと 台北支局)

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