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米国と中国の合意に韓国がない

【コラム】米国と中国の合意に韓国がない(1)

2017年04月28日08時27分

 

http://japanese.joins.com/article/582/228582.html?servcode=100&sectcode=120&cloc=jp|article|ichioshi


[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

 

  米海軍の「カール・ビンソン」空母艦隊が到着した。空母自体だけで戦闘機60台と空の戦闘司令部の役割を果たすE2C早期警戒機機も搭載されている。空母艦隊を構成するイージス級巡洋艦と駆逐艦には射程距離500キロメートルのSM3迎撃ミサイルがのせられている。最も恐ろしい武装は、駆逐艦の「トマホーク」ミサイルだ。2003年、イラク戦争の際に初期の戦勢を決定したそのトマホークだ。原子力潜水艦の「ミシガン」もトマホーク154発をのせて釜山(プサン)港に入ってきた。

  米空軍は、グアム基地にF−22、F35B、B−1Bのような最新鋭戦闘機を配備し、2〜3時間以内に韓半島(朝鮮半島)に展開する体制を整えている。日本の米軍基地に配備された戦闘機と戦闘爆撃機は発進するとすぐに北朝鮮の上空に到着する。

  米国のこのような高強度軍事的圧力のために、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である4月15日にも、人民軍建軍85周年である25日にも米国の専門家らが予告した6回目の核実験に踏み切ることができなかった。北朝鮮の「あくどい人」が米国の「あくどい人」に会ってしばらく尻尾を巻いたわけだ。

  しかし、軍事的圧力というミクロ的な現象だけで米国が北朝鮮の核・ミサイル施設を攻撃するかどうかを、韓半島に戦争が起きるかどうかを判断してはならない。カール・ビンソン、ミシガン、トマホーク、SM−3に劣らず金正恩委員長の挑発的行動を抑制してきたのは「TX(トランプ氏と習近平氏)のビッグディール」にともなう中国の北朝鮮に対する前例のない強い牽制だ。持って生まれた勝負師のTは、中朝の離間策に成功した。

  中国の官営メディアの環球時報は連日、北朝鮮への警告を吐き出している。北朝鮮に最も恐ろしい警告は、中国が米国の対北朝鮮先制攻撃に反対しない、北朝鮮が6回目の核実験を強行すれば中国は北朝鮮に対する石油供給を停止するかもしれないということだ。

  しかし、誤解はやめよう。中国が米国の対北朝鮮先制攻撃に反対しないということを額面通りに信じるのは甘い考えだ。その話は強力な警告のレトリック(修辞)だ。先制攻撃は韓国に対する北朝鮮の報復攻撃を招き、報復攻撃は韓半島の全面戦争を意味する。決して中国が受け入れられるようなシナリオではない。

 

 

【コラム】米国と中国の合意に韓国がない(2)

http://japanese.joins.com/article/583/228583.html?servcode=100&sectcode=120

 

  4月6〜7日、TXのフロリダ首脳会談と24日の通話会談で合意したのは次の3つと見られる。

 

(1)米国は全面戦争につながる先制攻撃をしない、

(2)中国は石油供給停止を含め、対北朝鮮圧力で北朝鮮による6回目の核実験と大陸間弾道弾(ICBM)につながるミサイル発射試験を阻止する、

(3)中国が協力しなければ米国は北朝鮮と取り引きする中国企業にセカンダリー・ボイコットを強行する。

  TX合意がここで終わったはずがない。2人は取りあえず、北朝鮮の6回目の核実験と弾道ミサイル発射試験という差し迫った問題にけりをつけて核問題そのものを解決する方策を見出したのだろう。彼らの前には2つの選択肢が置かれている。2017年現在、推定される北朝鮮核弾頭20個程度を凍結して外交的解決を模索するか、それともトランプ氏の任期中である2020年までに北朝鮮が100〜200個の核弾頭を保有することを放置するかの選択だ。乱暴で予測不可能なトランプ氏だとしても、先制攻撃の選択肢はテーブルから除いたようだ。TXは、米国は中国の経済を深刻に脅かす為替操作国の指定をせず、中国はその代わり金正恩委員長の牽制にできる限りのすべての手段を動員するというビッグディールをしたわけだ。Xは中国が望まない韓半島戦争を防止する重要な成果を上げた。

  ウィルソン・センター国際安保研究所のロバート・リトワク所長は2月に発刊した『北核突破防止』という小冊子でトランプ政府が核と体制交代(regime change)を分離して核弾頭20個という現水準で凍結した後、強圧的関与(coercive engagement)で米朝修交と平和協定の締結につなげる政策を採択するだろうと見通した。強圧的関与とは、力で圧力を強めて北朝鮮を交渉テーブルに引き込むということだ。この法案なら、北朝鮮にとっては核弾頭20個の抑止力を維持でき、中国にとって韓半島の戦争と北朝鮮政権の崩壊を防ぐことができ、米国にとっては核弾頭の小型化と米国を攻撃するICBMの開発を阻止することができるというメリットがある。韓国にとっては戦争が起こらないというメリット程度だ。27日、米国務・国防長官と国家情報院長が行った「最高の圧迫と関与」の宣言も結局は凍結→力を前面に出した交渉で米国本土を北核脅威から保護するというものだ。

  トランプ政府のこの政策に韓国はない。「コリアパッシング」(Korea passing=韓国排除)という深刻な事態だ。問題は、往年のネオコン保守・強硬論者を除いた多くの専門家も戦争をしない限り、これが唯一の現実的解決策ということに同意しているという点だ。TXが北核問題の解決を懸念してくれるのは有難いが、韓国排除は断じて許してはならない。大統領選候補はこのような事情には目を閉じたまま、掛け声水準の幼稚な安保構想だけを乱発しているとは実に懸念される。次期大統領は是非、TX方式に反映させる韓国の戦略を徹底して準備することを国民の名の下で求めたい。

 

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