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日本の国際平和貢献について考える
 日本文化は無史より続く我が民族数千年の歴史の上に築かれたもので、当然そこには他国と異なる我が国ならの特質があります。その特質とは何よりも調和を重んじることにあると言ってよいでしょう。和の文化とは自己主張や単なる自己実現の文化ではなく、全体を踏まえた上での自己実現の文化ということで、他との対立や闘争を基本とする世界の国々の文化とは大きく異なります。

 私がイラク戦争をはじめとする対立闘争する世界において真の平和を実現するものは我が日本であると断言する理由はここにあります。全体の中で自己の存在をとらえる和の文化は世界平和実現の上に於いて最も必要な文化であります。これは哲学的にはかつて詩聖と言われたインドのタゴールが言った全一の生命のことであります。タゴールは個と全が同時であることが生命の本質であると言ったのであります。それが生命の本質であります。真理と言っても宜しいでしょう。

 その全一の生命を国家として、或いは文化として有するのが日本なのです。この文化をもって平等世界を実現するのが我が国の真の国際平和貢献に他なりません。

 どういうことかと言いますと、例えば我が国はイラクに対し平成15年より自衛隊を派遣しております。その間陸上自衛隊の努力は、現地民に受け入れられ、派遣国の中で最もイラク国民の信頼を得たと聞きます。勿論、このことは世界に誇るべき成果だと考えますが、これがイラクに対し我が国にできる最大の貢献であったでしょうか。そうではないというのが私の答えであります。

 現時点でイラクは秩序回復が必要不可欠であり、その為に世界の国々の軍事的貢献もまた不可欠です。これに対して秩序維持に対する軍事力行使を安易に嫌悪し非難する風潮がありますが、それは人間世界の現実を無視した感情的平和論です。ですが、軍事的秩序維持だけではイラクに平和を実現することはできないのも事実であります。それだけではイラクは米国の石油戦略、中東戦略に利用されるだけです。これは世界にとって絶対に避けなければ事態です。

 と言いますのは、世界の現状を見る時イスラムと先進国との対立をこのままにしておけば、いずれイスラムの怒りを原因とする大規模紛争、つまり第3次世界大戦が勃発する可能性が非常に大きいからです。イラク問題の根本的解決ができなければ、イラク問題をきっかけどしてイスラムと先進国との対立が決定的なものに拡大する可能性が高いのです。

 日本は政府も国民もイスラムの怒りを理解していません。先進国側から見れば湾岸地域の秩序保持無くして世界経済の安定はありません。併し、それは中東諸国から見れば、先進国は自分達と共に歩くのではなく、自分達を道具に使おうとしているだけだ、自分達を侮蔑し搾取しているだけだということになります。その最大の存在がアメリカです。

 資源を収奪するだけで自分達の為には何もしない先進国に中東の人間が怒りを持たないと考える方がどうかしています。況んやイスラエルに一方的に荷担する米国に激しい怒りがない筈がありません。それを理解できない、理解しようとしないアメリカからイスラム世界の心が憎悪に走るのは当然です。科学技術の発達は先進国の独占物ではありません。いずれイスラム世界は科学技術の発達を手中にします。この怒りと科学技術が結びついた時に第3次世界大戦は勃発します。

 そこに調和を特質とする文化を有する我が国にしかできない世界史的役割があります。それは先ずイラクの近代化を日本が中心となって実現することです。近代化は有色人種以外で唯一日本だけがなし得たものですが、近代化とは単に科学技術の発展や豊かな物質社会言うのではなく、部族や軍閥、宗教などの価値観を超えた国家という価値観の創造であります。その点で中国や韓国は近代化を達成致しておりません。

 イラクに必要なものは近代国家の実現であって民主主義ではありません。民主主義は近代国家建設の次の段階に来るものです。アメリカが間違っているのはその為です。彼等が如何に頑張ってもそれが押しつけの民主主義である限り、イラクに芽生えた民主主義は米国の撤退と同時に雲散霧消します。何も残りません。残るのはアメリカへの感謝ではなく、アメリカへの憎悪です。

 我が国がイラクでなすべきことはイラク政府と共にイラクを近代国家に脱皮させることです。近代国家の意味が部族や宗教、そして軍閥などの価値観を超え、イラク国という共通の価値観の確立にあり、近代国家の実現のみがイラクから対立と闘争を無くすものであることを指導することです。

 そして必要なことはイラクに世界を相手とする産業を興すことであります。1社でも2社でもよいから、世界相手の企業・工場を我が国政府が率先してイラクに建設し、これを彼等が経営出来るように指導援助することです。企業や工場の経営は単なる経済活動にとどまるものではありません。物作りを通して、物事の考え方や文化が同時に伝わります。イラクで企業や工場を経営することは、有色人種として唯一近代社会を実現に成功した我が国だからこそなし得るのであります。

 繰り返しますが、近代社会とは軍閥や部族・藩、宗教などの価値観を超えた国家社会のことであり、この近代社会の概念を確立してこそ争いの少ない、世界と共に生きる事のできる国家を形成できるのです。有色人種の中でそれをなし得たのは我が国だけで、北朝鮮は勿論、中国も韓国はそれをなし得ていません。それが極東アジアが不安定な本当の理由なのです。イスラムも同じです。この近代社会建設の手伝いをすることが我が国に出来る国際平和貢献の最大のものであります。

孔子は「恒産無くして恒心なし」と言っております。日本企業の経営理念工場経営のやり方を根本に置いてイラク国民に世界を相手とする職を与えることで、イラク国民、ひいてはイスラム世界の人々に、世界の人々と共に生きて始めて自分達も生きて行けることを肌身で覚えてもらうのです。そのことにより、イスラムの怒りを暴発点とする第3次世界大戦を未然に防ぎ、更に平等世界を実現することとなり、世界平和の礎を構築するものとなります。こういうことが日本文化の国際平和貢献の基本だと私は考えております。
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コメント
そんなにイラクの事が気に掛かるのなら馬場さんがイラクに移住してイラクの政治家になったら良いんじゃないですか?
| | 2007/06/29 6:18 AM |
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