<< 親の意識のない団塊の世代の子どもたち | main | 拉致問題についてもう一度思い出しておきたいこと >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

人気ブログランキングへ
| - | | - | - | pookmark |
日本の孤立が始まった
いよいよアメリカが北朝鮮への金融制裁を解除する。

産経新聞 平成19年3月15日の記事、
「北朝鮮への金融制裁を解除 米、マカオ当局に一任 」
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070315/usa070315000.htm

 韓国の北朝鮮への援助を含め六カ国協議の合意が具体的に動き始めている。だが、前回の日朝協議で北朝鮮は我が国との協議を拒否した。そこには米国は米朝協議に応じる、日本と米国は別行動をとる、それに対し日本は講義しないとの明確な読みがある。そして日本を孤立化させるという動きもある。

 それに比べて我が国の外交の何と的を得ぬものであることか。正確な判断とそれに対する的確な行動がなければ外交成果は得られない。

 なぜ日本が先に怒らぬ。なぜ北朝鮮が無礼にも拉致問題は解決済みと席を蹴ったときに直ちに帰国せぬ。この場合北朝鮮に対する配慮は外向的屈服である。相手を見て行動するべきなのだ。日本の行動に対し世界は、「日本はどれだけやられても北朝鮮に対する決定的行動はしない。日本は本気ではない」、としか見ないのである。従って日本と行動を共にしない。拉致を口にするアメリカを北朝鮮との妥協に追いやり、自ら孤立の道を選んでいるのは日本外交当局者の優柔不断な対応にある。

 アメリカも日本が本気で怒ったら日本に荷担せざるを得ない。或いは日本を説得にかかるしかない。そこで北朝鮮に何らかのアクションを起こすことになる。それが世界に対し米国は日本よりだと印象づけ、また具体的に米国を我が国側に引きずり込むことになるのである。中国もまた六国協議を主導する国の立場があり、世界に対する対面上、仲介に入らざるを得ない。そうすれば孤立するのは逆に北朝鮮なのである。強面の北朝鮮が何故に孤立せず、いい人を演じる日本が何故に世界から相手にされないのか、孤立しているのか。安倍総理を助ける外務省は、世界の動きを隅々まで見据えたプロの外交を見せてもらいたいものである。

 とは言うものの、現実には今の外務省には無理である。ここ何十年も「うん、よくやった! 流石に世界を知り尽くしたプロのやることだ!」と感じたことがない。

 その技量を感じる回数は中国が傑出している。きちんと先の先を見据え、後で「あー、あれはこういう意味があったのか」と感じることも多い。彼らは見えないところまで手を打っているのだ。

 次が米国で、強引で力任せだから失敗も多いが、情報収集と分析などの現状把握は比べものにならないほど必死でやっている。ただ経済優先と自由の使者たらんとする意識が強すぎて傲慢というか強引だから他国と強調できなず失敗も多い。

 北朝鮮はやることは無茶苦茶だがきちんと相手を見て外交を行っている。一方的であるにせよその下準備もしている。力を世界に張り巡らす力はないが、政府の暴走になやまされつつも強力な政府との一体外交が侮れない力を発揮している。その北朝鮮が核兵器を保有したことは日本から見たら無茶苦茶でも世界を相手とする外交は有効な力を発揮している。北朝鮮が我が国より優先度が高まりつつある現状はその成果である。。

 何も感じないどころか、「何をやっているのだ!!」と感じる回数が最も多いのが日本である。内政と外交がバラバラで持てる力を発揮していない。情報の収集能力も分析能力もなく、国力を結集した総合力にも欠けている。 北朝鮮の核を全て廃棄させることは外交上も安全保障上も我が国の絶対的課題の一つである。そのことに対し協力関係をとれるのは米国と台湾のみである。 六カ国協議においては米国のみである。米国をその立場に追いやりねあわよくば中国も北朝鮮の核兵器完全廃棄の立場に追い込むのが外交である。今それをやらねば次の展開はない。今世界があっと驚くメッセージを日本が送らなければ米国も中国も北朝鮮に強く出られず、北朝鮮が全ての核を放棄することは二度となくなる。もしそれが失敗して、北朝鮮の核兵器完全廃棄に失敗しても、日本が戦後政策を転換せざるを得ないことに世界に暗黙の了解をとらせることができる。日本が政策を転換したのは北朝鮮が原因だと、それが世界の現実なんだと内外に了解させることができるのである。そのことによる米国との関係強化は日本の孤立と影響力低下を図る中国に大きな打撃を与えることができる。今は妥協ではなく孤立を恐れぬ事故主張の時である。失うものがどちらが大きいか、世界から見れば誰の目にも明らかである。

 明治時代の如く、或いはサッカーの如く、外国人を教師として雇うしかあるまいと考えることがある。我が国の安全と国民の生命がかかっているのだ恥ずかしいも糞もあるものか。今は瀬戸際なのだ。今ならまだ手を打てるのだ。今の日本がお雇い外国人とは恥ずかしいこと限りない。だがこの恥を耐えなければ世界を相手にできる外交を実現できない。それほど日本の外交は基本から崩れ落ち世界の現状に対応できていないのである。
人気ブログランキングへ
| 外交 | 07:40 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
人気ブログランキングへ
| - | 07:40 | - | - | pookmark |
コメント
「日本の孤立化が始まった」とする私の懸念が私一人の懸念でないことは明らかであるにも関わらず、日本政府の対応は見えてこない。

時として見せないことも大事だが、敢えてはっきりと明示することで北朝鮮の動きが悪意に満ちていることを示し、関係種国に北朝鮮への圧力をかけさせる必要もある。

 孤立化を恐れないことで孤立化を避けるべきだ。北朝鮮がやっていることの裏返しをやればよいのである。何もできない佐々江局長を派遣していることに何の意味があるのか。小泉・安部と続く中で北朝鮮外交は押されまくっている。アーミテージ氏でも顧問にやとったらどうか。もう外務省には挽回する気力も知恵も人材もないのではないか。というよりねガンの大本は外務省なのだ。


拉致問題、4カ国と連携カギ 北は分断狙う|政策|政治|Sankei WEB
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070320/ssk070320010.htm


拉致問題、4カ国と連携カギ 北は分断狙う

 【北京=大谷次郎】北朝鮮が6カ国協議でこだわった米国の金融制裁問題が合意に達したことで、日本政府が最優先課題に掲げる拉致問題が焦点になってきた。北朝鮮は拉致問題で譲らない日本を孤立させようと躍起。逆に日本は他の4カ国の支援を得て「北朝鮮包囲網」をつくり、拉致問題解決への足掛かりを得ることを狙う。だが、米国による金融制裁解除を受け、拉致問題を前面に出した日本の戦略は正念場を迎えている。

 日朝は協議初日の19日から激しく対立した。首席代表者会合で、佐々江賢一郎アジア大洋州局長は「北朝鮮は具体的議論に入る態度を示さず、誠意ある対応ではない」と批判。北朝鮮の金桂寛外務次官は「拉致問題で、できることはすべて行った」と激しく反発した。

 そうした中で、ヒル米国務次官補は「日朝間の懸案で具体的成果を得るため北朝鮮もしっかり準備すべきだ」と指摘し、ロシアや中国も拉致問題に関して日本支持を表明した。「ここまで拉致問題をしっかり議論したのは初めて」(協議筋)のことだった。

 政府は「拉致問題に進展がない限り、北朝鮮支援に応じない」との基本方針を堅持。6カ国の枠組みに拉致問題を組み込むことで解決への糸口を探る。それだけに、中露両国からも日本を支持する発言を引き出せたことは成功だったといえる。

 ただ、金融制裁問題が米朝間で合意に達したことで、事態は新たな局面を迎えている。今後、米国が、拉致問題と密接に関係するテロ支援国家指定の解除問題でも譲歩する懸念さえある。

 こうした情勢をみて、北朝鮮側はあくまで強気だ。金次官は19日の協議で「日本は6カ国合意を履行する意志があるのか疑問。履行を拒むなら参加資格を失う」と、拉致問題を盾に支援を拒む日本を批判した。日朝作業部会だけが進展しない責任を日本にかぶせて、孤立させる「他国との分断作戦」(政府筋)といえる。

 他の4カ国の日本への同調姿勢などで、日本はひとまずの成果を得た。しかし、今後の展開次第で、逆に日本に対して拉致問題の譲歩を促す声が強まる可能性もある。

(2007/03/20 23:27)


NIKKEI NET:国際 ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061220AT2M1903119122006.html
取得日 2007/03/21 07:13:24
北朝鮮「日本外し」鮮明・拉致問題などでけん制か
 【北京=関口圭】開幕2日目を迎えた19日の6カ国協議で、日本と北朝鮮との日朝対話は実現しなかった。北朝鮮は米中韓ロとは二国間で協議しており、「日本外し」ともいえる動きは、拉致問題などで日本をけん制する狙いがあるとみられる。外務省幹部は「ある程度予想された対応」と受け止めており「6カ国協議で核問題の進展を優先させ、日朝対話の機会を探る」方針だ。

 日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は19日夜、各国代表の集まった夕食会で北朝鮮首席代表の金桂官(キム・ゲグァン)外務次官と接触。記者団には「あいさつ程度の言葉は交わしたが、それ以上のものはなかった」と語った。日朝対話の可能性については「時が来れば自然体で彼らが対話をする必要が出てくる」と述べた。(07:01)

| | 2007/03/21 7:34 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://yosihisa.jugem.jp/trackback/97
トラックバック

[twitter]馬場よしひさ後援会

PROFILE

MOBILE

qrcode

CALENDAR

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< August 2019 >>

SPONSORED LINKS

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

LINKS

SEARCH